東京都美術館(マティス展)

 

こんにちは、らびです。

ゴールデンウィークは、天気が良すぎて私は思い切り日焼けしました。

さて、上野恩賜公園にある東京都美術館へ行ってきました。上野動物園のお隣にあります。

さて、パンフレットで確認した、ぐるっとパスで入館無料のはず、と受付に提示したところ、「無料対象の展示は、7月から開催ですね。」と言われ、私のパスの有効期間内には使えないということらしいです。

そんなことあるんだ( ・∇・)マジカ

東京都美術館には、常設展はないそうで、開催していた企画展「マティス」展に足を運びました。入館したのは11時前でしたが、結構混雑していましたよ。入館料は2,200円です。

マティスさんは、1869年生まれのフランスの画家です。裕福な商人の家に生まれ、21歳から画家を目指し、表現方法の実験を繰り返した人とのことでした。

線描までは良いのに、そこに色をのせるとなんか違う…最終的に、色を塗った紙を切って表現する方法に辿り着いたんですって。

晩年に教会をトータルデザインし、その映像が展示の最後に流れていたのですが、本当に素敵でした。ステンドグラスから差し込む光が教会の中を美しく照らして、もし出家するならここがいいなと思いました。

上の絵は、なんだか見てて安らぐな、と感じた絵。下の絵は、うわっ、美人さん、ドキッとする!と思った絵。

この方の描いた絵は、見てて楽しい、というか明るい気持ちになりました。きっと生前男女問わずモテたんじゃないかな?

1人の芸術家の作品をじっくり見る展覧会というのもその人の軌跡を感じられて良いものですね。

https://matisse2023.exhibit.jp

東京都現代美術館(MOTコレクション)

こんにちは、らびです。

東京都現代美術館MOT)に行ってきました。ぐるっとパスで、MOTコレクションが無料で見れます。

ぐるっとパスとはなんぞや?といいますと、2,500円で発行でき、有効期間は使用開始から2か月、対象施設が無料や割引価格で入館できるというもの。

ぐるっとパス

https://www.rekibun.or.jp/grutto/

久々の長期連休に震え、なんとか休みを充実させるべく手を出したアイテムで、私自身は教養深き人間ではありません_(:3 」∠)_

企画展はDior展がやっていましたが、ものすごい人気だそうで、朝早い時間に当日券は売り切れてしまったそうです。

↓通路にあったデザイン

お洒落空間が展開されているであろう展示室を横目に見ながら、一番奥のMOTコレクション(所蔵品)の展示室へ。

めぐる呼吸展と、被膜虚実展がやっていました。

現代アートに触れるというのは初めてですが、なんていうか、自由〜。芸術家の方がメッセージを色々な形で表現しているのですが、日々、定型業務に勤しむ労働者としては、見ていてなんだか伸び伸びした気持ちになりました。

印象に残ったのは、一室全部を使った作品で、枯れた社畜に生命力を注ぎ込んでくれそうな作品と、

下の謎の箱が並んだ作品です。中に薬効成分が塗ってあって、身体にいい香りがします。各箱で匂いが違って、10個くらいの箱の中ぜんぶに頭を入れてきました。癒される…。結構シュールな光景だったと思うので、ほぼ人がいなくて良かったです。個人的にこのなんとも言えない作品が一番好きでした。

↓この箱が一番良い香り

https://www.mot-art-museum.jp

地下鉄半蔵門線清澄白河駅」徒歩10分

月曜日が定休日です。お隣には広めの公園があります。海が近いのか、風が気持ちいい。

日によっては学芸員さんの解説ツアーも行われているそうなので、それを狙っていったらもっと楽しめるかもしれません。

ペンギンアパートメント

こんにちは、らびです。

さかざきちはるさんの原画展「ペンギンアパートメント」(前期)に行ってきました。

さかざきちはるさんは、Suicaのペンギンをデザインされた方です。他にもチーバくんとか、カクカクシカジカの鹿くんとか、見てるだけで癒されるイラストを描かれる方で、私はとても好きです。

千葉県の市川駅から徒歩20分くらい、かなり歩いて到着したのは、緑が豊かな会場でした。

上の写真は展示室脇の通路です。大きなペンギンのタペストリーと、大きいベンチにはペンギン達のたくさん描かれた布が敷かれていました。可愛いです。

作品展示室は写真NGだったのですが、展示室の一室を5つの区画に分けて、それぞれ異なる雰囲気の展示がされていました。

ペンギン好きにはたまらない、どこを見てもペンギン一色!小さな四角の世界の中におさまった、色々なシチュエーションのペンギンがたくさん見られます。なんとも幸せな空間でした。

前期は、今までデザインしたペンギン達をもう一度描き直したものの展示だそう。全て売れてしまっていて手元に残っていなかったので、この原画展のためにあらためて製作したんですって。

グッズは、私が訪れた時は、ポストカードなどが売り切れでした。日によって、あったりなかったりするようなので運のようです。受付した時にもらえるパンフレットには、展示してある全てのペンギンが印刷されているので、折り曲げないようにクリアファイルを持参するとよさそうです。

https://www.tekona.net/bunkakaikan/event_detail.php?id=1885

なお月曜日が休館日なので、行かれる方はお気をつけを!

後期が始まったらまた行きたいと思います。

感情闇鍋ウエスタンの思い出

今週のお題「何して遊ぶ?」

こんにちは!らびです。

去年の今頃、仕事の合間に読み始めて完全に沼に落とされた、感情闇鍋ウエスタンな漫画の思い出を書きます。私の人生の中ではかなり衝撃的な作品でして、この作品のおかげで2022年はいつもと違ったものになりました。

当時、完結記念として全話無料キャンペーンが行われており、これは読まなきゃもったいない、と貧乏性を発揮した私は、仕事の合間や夜中にこの漫画を読み、見事に沼に落ちました。

19世紀初頭の北海道が舞台の作品なのですが、サラッと読み流しもできてしまうこともできるし、一方で当時の世界情勢、文化、宗教、思想なども詰め込まれていて、いくらでも深堀りできてしまう、とても読み応えのある漫画でした。

私が最も興味をひかれたのは、作中、ロシア軍の腕利きの狙撃手として登場し、後に有名画家となったという設定の人物でした。最終話、主要人物達のその後がエピローグ的に紹介される中、彼のその後の人生について1コマだけ表現されているんですが、それがとても引っかかってしまったのです。

たかが漫画、されど漫画。実話ではなく、あくまでフィクション。

にもかかわらず、私はなぜ彼が時代に求められていたであろう、狙撃手という役割を捨てて、画家になったのかが真面目に気になって仕方がありませんでした。

そこまで生き方を方向転換するには、何か強い動機があったはずだろう。

そこからは、見るもの聞くものなにもかもがこの作品の解説に見えてしまうという狂気の日々を過ごしました。テレビからの情報も音楽も、仕事中も恋かな?と思うくらい頭から離れない。CMのような映像のイメージが頭によぎったときには、ついにここまできてしまったのか…やばいな…と思いました。

これは吐き出さないといけない…と思い、思ったことをtwitterで呟いてもみたのですが、いろいろとルールもあるようでして、早々に撤退して黙々と自分用に物語をまとめることにしました。人生初・二次創作に挑戦することになったのです。

この経験がブログを始めようかな…と思ったきっかけにもなるのですが、二次創作をしてみて感じたことは、アウトプットしようと思うと、自然に色々なことを学ぶし、頭を使うことになるんだな、ということでした。

書いた日本語の意味を改めて辞書で確認したり、話の起承転結・論理の飛躍はないか破綻してないか等々…詰めていく作業もかなり頭を使いました。

こんなに頭を使ったのは、以前資格の勉強をした時以来かもしれません。

近代史、キリスト教、西洋哲学、文学・芸術、小説、映画、美術館、博物館、コンサート、ご当地料理など色々と読み、聞き、足を運び、体験し、ものすごく充実した日々を過ごせました。これが推し活というやつか…?

おそらく私の読むものや行く場所は、2023年もここから派生していくと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

ゴールデンウイークとはじめましてのご挨拶

今週のお題「何して遊ぶ?」

 

はじめまして!らびといいます。

首都圏在住の会社員、30代おひとりさまといえば、ざっと自己紹介となるでしょうか?

少し前に環境が変化しまして、もくもくと一人活動を再開しております。

思い切って働き方を変えたこともあり、ありがたいことに時間がそこそこできまして、ゴールデンウイークを満喫することができました。

1週間以上休んだのは一体何年ぶりでしょう。

まれにみる良いお天気続きのゴールデンウィークでしたね。

昨日まで家にいたらもったいない!と狂ったように出かけていまして、明後日からはボチボチとその時の記録などもあげていきたいと思います。

今週のお題、ゴールデンウイーク、何する?ですが、ずっと興味のあったブログを開設してみることにしました。

ブログで検索すると「アフィリエイト!」「稼げる!」「会社員やめて自由!」系の情報に圧倒されてしまいまして、なかなか開始することができていませんでした。

申し訳ないのですが、カネカネカネカネ…みたいな圧が強くて、ちょっと頭がおかしくなりそうでした。ずっとテレビのCMを見させられてるみたいな疲労感といいますか。

このブログでは、日々の雑感、趣味である読書(固めの本からコミックまで)や、自己啓発、出かけた記録などを載せつつ、誰かとゆるく交流出来たらな~と思っています。